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ふじみ野、認知症とアロマテラピー [ブレンド・プロダクツ]

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日射しはいくらか春めいてきたように思える。

22時までの舞台稽古で、普段もほとんど見ないTVを、これまた一切見ることが出来なかった日の翌日、トリートメントにいらした患者様から「昨日、アロマが認知症に効くって番組を見ました!」と教えて頂く。
(「たけしのみんなの家庭の医学」2月25日放送)

その日の私の細々としたFBには、数多くの同業者がこの番組について触れた記事がアップされ、これまた多くの「いいね!」が踊る。

あ、ツボを見逃したか、とちょっと残念がる。
(ま、舞台稽古が無かったとしても見なかった可能性は大いにあり得るんだが)

匂いの刺激によって発生した電気信号は、大脳底部の嗅球で整理された後、大脳皮質の嗅覚野に送られることで匂いとして認知されるが、同時にこの信号は脳の記憶情報を司る器官である大脳辺縁系の海馬に送られる。
視覚や聴覚に比べ、嗅覚が記憶を呼び起こす作用が強いのは、このシステム経路のせいである。

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また匂いには、交感神経を優位にして記憶力を高める刺激を持つもの(ローズマリー、レモンなど)と、逆に副交感神経を優位にして心身をリラックスさせる刺激を持つもの(ラヴェンダー、カモミールなど)があり、これらを使い分けることである程度精神のスイッチングができる。

えーと、ここらへんまでは、正統なアロマテラピーを勉強した者であれば、誰でも知っていることである。

医療現場でアロマテラピーを実施している身としては、未だ完全には解明しきれていない嗅覚を使うせいで、なんとなくアヤシげなものに思われがちなアロマテラピーを出来るだけ科学的に説明できるようにと心がけてきたつもりで、この辺のことは毎週の両親学級で夫の講義時間を10分分けてもらってレクチャーを患者様達に差し上げている。

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夫には毎回、長過ぎてオレの講義時間が削られる、と文句を言われる。
(蛇足です)

かの番組の鳥取大学医学部の浦上克哉教授は、斯様な文献をお読みになり、嗅覚機能低下を押さえることで、匂いの認知が記憶に先立って失われる認知症の予防や治療に効果があるのではないかと考え、特別養護老人ホームの高齢者にアロマオイル(このネーミングが私としてはちょっと残念だ。エッセンシャルオイルであって欲しかった)を嗅いでもらう臨床試験を実施した。

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そして有意に認知機能が向上している結果が得られたという内容。(だったらしい)

アロマセラピストなら誰でも知っている知識を医学的に掘り下げ、認知症に繋げたところが画期的なんだろうと思う。

そして脳の活性化にはローズマリー・カンファー2滴+レモン1滴、鎮静化にはラヴェンダー2滴+スィートオレンジ1滴が最適、というブレンドまで紹介された。(らしい)

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まあ、アロマセラピストとしてはもっと他のブレンドもあるような気がするが、交感神経を優位にする香りを活動期の昼間に、逆に副交感神経を優位にする香りを鎮静が必要な夜間に嗅ぐことによって、嗅覚機能をアップさせ、同時に生活のリズムにより明確なメリハリをつけて認知症を予防・改善する。

これ、私は認知症のためではなく、毎日の生活をより健康に過ごすために、学級のレクチャーで患者様にも7年間ずっとお勧めしてきました!

こうしてメディアで取り上げられるような現場の医師が、アロマテラピーの医学的な裏付けを発表してくれることは、多くの真摯にアロマテラピーを学んでいる人たちに大きな勇気を与えてくれたはずだ。
FBに踊った多くの仲間の「いいね!」が、それを物語る。

エッセンシャルオイルが未だ「雑貨」としてしか認証されない日本では効果を人体実験することが出来ず、そのエビデンスは西洋医学と大きな隔たりがある。
アロマテラピーを受け入れる医療機関も医師も非常に少ない。

一方、アロマテラピーはまじめに勉強すればするほど、医学的な効果に信頼が傾くものだ。

この春から、我がクリニックでは、私の卒業したLSA(London School of Aromatherapy)の実習生を受け入れる。
学校の生徒からの医療現場における実習を熱望する声に応えたものである。


大好きな香りが、もっともっと人の役に立つように。
私も頑張ります。






自宅、風邪 [ブレンド・プロダクツ]

ったく、この人はさ。

夫が風邪を引いた。

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キッチンに巨大なヤマができているように見えるのは、夫がユーカリプタスとラヴェンダーのエッセンシャルオイルを蒸気吸入しているところである。

アロマテラピーが西洋予防医学に勝利した瞬間である。

なにしろすべてに関して大雑把なこの人が風邪を引くと(滅多に無いことだが)、唯一の同居人は大変な実害を被ることになるんである。

風邪がうつって毎日することに決めていることが出来なくなるのが一番イヤなので、家の中でも(さすがにクリニックではしているが)マスクをしてくれと言っても、「窒息する」とか言って決してしない。

二つ並んでいる歯磨き用のコップだって、目印を無視して平気で私のを使う。

二つ並んでいる電動歯ブラシだって、どうもあっちを使ったりこっちを使ったりしている形跡がある。

これでは彼のウィルスがこっちに侵入してくるのは即刻、日を見るより明らか。
ホントに医者かよと思う。

二日後には当然のように私の喉も痛み出す。

もうっ!

わめき散らしたいこの気持ち。

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こうやって、夏の間しばし遠のいていたオイルたちの出番がやって来る。

マジョラムやバジルをお風呂のお湯に溶かして浸かり込む。
まるで自分がこれからオーブンで焼かれる下処理をされているような気分になる。

ローレルをシャワー後の身体に擦り込んだりすれば、もう一丁上がりって感じである。
発汗作用がハンパ無い。

葛根湯と熱燗(これははずせない)を飲んで、マスクにユーカリを垂らしてかけて即刻寝る。

誰かが、季節の変わり目に風邪を引くのは身体をリセットしなさいよという自然の摂理なんだって書いてたのを思い出して、あれもやらなくちゃ、これもしなくちゃ、と思う気持ちに目をつぶる。

夜9時にベッドに入るなんて、普段なら罪悪感と敗北感に苛まれて絶対出来ないのに、風邪を引いたんだから仕方無いと大義名分を掲げると、ちょっといそいそと読みたい本なぞ抱えて厚手のパーカを着込んで灯下にもぐりこめる。

いざ、おやすみなさいませ、皆様。

冷え込んできましたので、どうぞ皆様もお気をつけて。





自宅、インフルエンザ?! [ブレンド・プロダクツ]

関節痛と全身を襲う寒気と喉の痛み。

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ジンジャーのインフュージョン(煮出し液)を作り、ホワイトクローバーの蜂蜜をたっぷり投入して飲む。
ざらざらした喉を滑らかに通過し、飲んだそばから手足先がじんじんとあったまっていく。
(これ、普段から身体が冷える時に飲むといいと思う)

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夫がタイから買って来てくれたネックピローを電子レンジで1分半温めて、ガチガチの首に巻く。
ジャスミンライス、ジンジャー、ミント、レモンバーム、レモングラスがイングリーディエント。
特にレジェンドとして紹介されているWan-sao-longというハーブは、その昔男性が香りを身につけることが一般的でなかった頃、それをつけて女性の気を惹いたという何やらスゴそうなものである。

それにユーカリのエッセンシャルオイルをしみ込ませたマスクをしてヒートテックを着込み、自分で出来ることはすべてやってソファに死体のように転がっていると、熱はおかまいなしの39度。

ナチュロパシー完敗である。
ここまで来てしまったら西洋医学である。

クリニック当直の夫に電話し、タミフルとイナビル(共にインフルエンザ特効薬)を持って来てもらい、彼にうつすと一大事なので、早々にクリニックに帰って頂く。
自宅出入り差し止め令である。

風邪の引きかけには、肉と熱燗という私独自のセオリーを叩き込まれている夫は、それでも夕方馴染みのステーキ屋さんに行って、柔らかいヒレのステーキ弁当を作ってもらい、また帰って来る。
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ありがとね、パパ。

でもここまでイっちゃったら結構肉はつらいわ。

100グラムのステーキをようやく飲み下し、夫のことをさっさとクリニックへ追い返す。

ぼーっとした夢うつつの状態で、ひたすらTV画面を流れていく映画の画像を目で追うとも無く追う。

病気になってしまったらいっそ潔く普段のルーティンを手放せるので、そう言う意味では悪くはないのだけれど、正月でさんざん休んだ後でこれから新年の仕事だ!と張り切ったところだったので、この思いがけない休日延長に戸惑っている。



ふじみ野、冬のベンゾイン [ブレンド・プロダクツ]

昨日の朝起きてきて、玄関とリビングの間にある水庭を見て慄然とする。

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2坪ほどの水庭の底に溜まった泥のくっきりとしたストライプ。

年末恒例の泥さらいを来週に控え、それまでは黒い泥で底全面が覆われていた水庭の水全体が、一昨日の地震(7日17時18分頃:M7.3震源三陸沖)で横揺れに長時間揺れたのだろう。

津波発生のメカニズムを、縮図で見た思いがする。

あの時はまだクリニックで仕事をしていて、待合室にも患者様がいらしたので、院長室を飛び出て自動ドアを強制開放したり、テレビで情報を収集したりしながらも、東北北関東大震災がフラッシュバックして涙が出そうだった。

せっかくみんなが努力して平穏な日々を取り戻しつつあるのにと、無念さも走る。

昨日は第7回めのアロマテラピー講座を開催する。
平静な一日一日を積み重ねていくことしか、トラウマから脱出する方法は無い。

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ハンドアウトは先週用意できたので、当日はクラフトのハンドクリーム作りの準備をする。

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クリスマスツリーの前の、妊婦さんと元妊婦さん半々の受講者たち。

アロマテラピーの基礎知識と実践編を2時間に渡り、毎度のように拙くレクチャーさせていただく。

ハンドクリーム作りのブレンディングで皆さん楽しく頭を悩まされたが、ベンゾイン2:ナツメグ2:スィートオレンジ4の私のサンプルレシピに引っ張られて、ベンゾインを使う方が多かった。

穏やかで甘くて、身体と記憶の傷口にそっとフタをしてくれるような精油、ベンゾイン(Styrax benzoin)。

バニラ様の香りを放ち、フライヤーズバルサムとしてずっと昔から呼吸器やひび割れの治療に使われてきたベンゾインは、今回の講座の趣旨に最も当てはまった精油だったかも知れない。


自宅、デトックス・プラン [ブレンド・プロダクツ]

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「狂犬病の予防接種に行ったら、去年より体重増えとって、おやつ我慢しなさいと先生に言われてもうたわ。でもナイショであのささみは欲しいねん」

GM明けの週末、LSAでアロマデトックス・ワークショップに参加した。

以前受講した仏ヴィ・アローム社のインストラクターコースでも、ネリー・グロジャン博士の提唱するアロマデトックスを履修したが、今回はバーグ校長が軽井沢プリンスホテルのために監修したデトックスプランと、マニュアルリンパドレナージュとは異なるデトックス・トリートメントのシークエンスを盛り込んだ充実の内容だ。

そもそもデトックスとダイエットを混同する向きも多いが、両者は本質的に目的が異なる。

デトックス(解毒)とは、老廃物や健康上問題を引き起こす物質を体内から取り除く浄化作用のことで、その結果として体重の減少(ダイエット)もあり得る。
ダイエットが必要無い人でも、デトックスは定期的に必要なのである。

自身の経験から言えば、デトックスが適切になされると、身体的にすっきりするのはもちろんだが、精神的に非常に爽快感があり、考え方が前向きになるのが一番のメリットだと思う。

今回は、「デトックスの必要な人」の項目すべてを軽くクリアーした夫にターゲットを絞り、1ヶ月をめどにこのメニューを実践することにした。

バーグ校長のプランの中から私が夫のために抜き出したメニューは以下の通り。
あまり面倒だと放り投げられそうなので、自然にできるものばかりにした。

1)レモンの絞り汁1個分、またはジュニパー、ローズマリー、ゼラニウムなどのハイドロソル(芳香蒸留水)を大さじ3杯を入れたミネラルウォーターを、1日に1.5ℓ飲む。

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フィリップ・スタルク作のレモン・スクイーザー。
MoMAの永久保存コレクション蔵。
力が程よく入って実に簡単にレモンが搾れるし、オブジェとして窓際に置いておきたいスタイリッシュさ。

2)1日1食(通常は朝)はフルーツピュレのみとする。

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いろいろやってみた結果、バナナとゴールドキウイをベースに、マンゴー、パパイヤ、白桃などの比較的ねっとりしたフルーツをミキサーに入れ、少量のミネラルウォーターを加えて撹拌する。

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かなりのボリュームなので、飲むとお腹にずっしりくる。

リンゴや梨などあっさりした味の果物を入れるとねぼけた味になるので注意。

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1日1食をこのフルーツピュレにするだけで、あとの2食は好きなものを食べてOK。

3)ヴィ・アロームのAPHフリクションを朝夕、5ヶ所(首の後ろ、みぞおち、仙骨、両足裏)に5滴ずつ擦り込む。
*APHフリクションについては、http://www.aoyama-tr.co.jp/product/ 参照。

4)週1回、デトックストリートメントを実施する。

まだ始めて10日ほどだが、夫は最初の3日で体重1kg減、現在はトータル3kg減。
表情が生き生きして来たような気がし、効果を確信している。





三軒茶屋、ホワイトルーム [ブレンド・プロダクツ]

In the white room with black curtains near the station・・・

LSA(London School of Aromatherapy Japan)の同級生(・・と言っても、ちょっとした母娘ほど年の離れている)朋ちゃんのサロン『white room』へお邪魔する。

朋ちゃんは、アロマセラピストになるために生まれてきたんじゃないかと思うほど、おっとりとして身体中からヒーリングオーラが出ているような子なので、クラスメイトたちは「あの人が開くサロンはどんなに素敵だろう」とみんな思っていたのだ。
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朋ちゃんのご主人は有名なミュージシャンで、彼女もとてもおしゃれでセンスがいいので、オバサンはとっても近寄り難かったが、一度私が欠席した実技の補習を受ける時に、わざわざボデイになるためだけに学校まで来てくれたことがあり、それ以来彼女の心の柔らかさのファンである。

LSA卒業後も何かと接点があり、今日は「英会話が上手になりたい」共通項を通じて、彼女が見つけてきた”英会話カフェ”に、二人で行くことになった。

池尻大橋で待ち合わせし、さーしゃべるぞと意気揚々と現地に向かうも、事前調査足らずで火曜日定休。

そこからほど近い彼女のサロンでトリートメントをお願いすることに。
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彼女の人柄そのままに、暖かくクライアントを迎え入れる準備の整った部屋の名は、エリック・クラプトンの曲から。

In the white room with black curtains near the station.
Blackroof country,no gold pavements,tired starlings.

どうやら謳われている部屋は、彼女のサロンとは対極にある、希望の無い寂しい町にあるようだ。
ブラックカーテンのかかった部屋にうずくまる、先の見えない時間。
ご主人のミュージシャン仲間に「サロンの名前は”ホワイトルーム”」と言うと、「なんでまた・・」と爆笑されるそうだ。

アロマサロンというとファンシーな名前をつけがちだが、やっぱり@朋ちゃん。
ブラックジョークがぴりりと効いたフィーリングが絶妙である。

昨夜、真夜中過ぎまでフラを練習していて寝不足なので「一旦落ちたい」希望の私に、ヴェチバー(Vetiver:Vetiveria zizanoides)、サイプレス(Cypress:Cupressus sempervirens)、シダーウッド(Cederwood:Cedrus atlantica)、ブラックペッパー(Black Pepper:Piper nigrum)をブレンドしてくれた。

ていねいなハンドワークであっという間に夢の中へ。

アロマテラピーの意味を存分に感じたいなら、是非このサロンへ。
http://hwm8.gyao.ne.jp/white-room/
ブログもある。

二人でお茶を飲んだ池尻のアンティークショップ『The Grobe』で見つけたEnesco社の子たち。
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後ろ姿はこんなふう。
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そう、ソルト&ペッパーなんである。

2組のカップルは、どちらも紳士がソルトで淑女がペッパー。
う〜ん、ホワイトルームばりに、なんかウラがありそうな設定だな。

”英会話カフェ”リベンジは来週!




成城、キフィ [ブレンド・プロダクツ]

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フラを辞めたら、それまで練習に当てていた夜の時間がぽっかり空いて、久々にインテリジェンス小説なんぞを一気読みしてしまう。

手嶋龍一氏は9.11時のNHKワシントン支局長。
前作『ウルトラ・ダラー』もびっくらこいたが、今度は、ナチスの迫害下で、杉原千畝に査証印を与えられて命を救われたユダヤ人の子孫が、世界金融市場をインテリジェンス(諜報)によって動かすという、遠くて近いような、どこまでが事実でどこからがフィクションなのか、ボーダーラインを彷徨っているうちに読み終わってしまうようなストーリーである。

逃避行の最終目的地をアメリカとするなら、なぜ杉原は(あるいはユダヤ人は)ソ連のウラジオストックから日本を経由する、いかにも大変な行程を選んだのだろうか。
逆に回って大西洋を横断したほうが手っとり早いんじゃないの?

・・・・というのはむろん歴史の事情を知らないド素人が、読んでいる間中、手放すことができなかった疑問である。

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次に手をつけたのは、『香料文化誌―香りの謎と魅力―』(C.J.Sトンプソン著/八坂書房)。

めくるめく香りの歴史に埋もれているさなかに、タイムリーなワークショップがあり、成城のLSA(London School of Aromtherapy Japan)に出かける。

テーマはまさにその『香料の歴史と合成香料』。

香料は紀元前3000年の頃から、主に宗教、美容、医療の分野で、人の生活と深くかかわってきた。
エジプトでミイラを保存するのに使われたというミルラ(Myrhh:Commiphora myrrha)をはじめとして、香料使用の痕跡はさまざまな壁画や文献に見ることができる。

香料は珍重され、金や宝石のように錬金術の対象にもなり、権力の象徴ともなる。
香粧品に入れ込み過ぎて、香木を積んだ上に横たわり、その香煙で窒息死してしまった王様までいるんだから、まさにどんだけぇ?である。

香料の歴史を紐解いた時に、いつもすごいなあと思うのは、クレオパトラと私たちが同じ香料を手にすることができるという事実である。

現代医学の医薬は、発売されて10年もたてば新薬が生まれ、古い薬はあっという間に姿を消してしまう。
しかし、香料はずっとずっと姿を変えずに、人間の歴史の底に横たわっているのだ。

今我々が手にしている小ビンの中のもので、クレオパトラはあの独特のアイラインを描き、ハンガリー王女エリザベートは若返り水を作り、英国王室は黒死病の感染を食い止めたのだ。

なんかすごくないですか?

まあ、何千年も形を変えないことが、医療の分野では西洋医学に追い抜かれた所以ではあるんだが。

さらにすごいのは、人間が19世紀になって、人工で香りをつくりだしてしまったことだ。
これによって、人類は自然界に存在しない香りをも手に入れ、さまざまな名作といわれる香水を生み、現代では日常生活のあらゆるものに好みの香りをつけることができる。

そこにヒット商品というものが生産され、それはまた新しい錬金術を生んでいるんである。

なんかすごくないですか?

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帰り際にバーグ校長がご自分で作ったキフィのボールをくださる。
(見た目、びみょー)

キフィ(Kyphi)とは、古代エジプトで燻蒸や屍体防腐処理に用いられた有名な香料である。

そのレシピはいくつか見つかっており、エジプトのみならず、ディオスコリデスやガレノスなどのギリシア・ローマ時代の賢人らがそれぞれの処方を残している。

バーグ校長の記載のレシピは、フランキンセンス(Frankincense:Boswellia carterii)、ミルラ、オリスルート(Orris root:Iris germanica var.florentina)、クローブ(Clove:Eugenia aromatica)、シナモン(Cinnamon:Cinnamomum zeylanicum)、ペパーミント(Peppermint:Mentha piperita)、シダーウッド(Cederwood:Cedrus atlantica)、カルダモン(Cardamon:Elettaria cardamomum)、レモングラス(Lemongrass:Cymbopogon citratus)、ジュニパーベリー(Juniper berry:Juniperus communis)。
これらの香料を細かく砕き、ローズウッドオイルか、赤ワインに浸したレーズンと蜂蜜を加えて混ぜ、まとめて乾燥させる。
祭典の時に焚かれたり、虫除け、入眠に用いられる。

なんて、贅沢な!!

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チュニジアを旅した知人からもらったサハラ砂漠の砂。

キフィを一粒握りしめれば、北アフリカと地中海をめぐる国々の古の文化に、思いは旅立つ。

バーグ校長のブログに、キフィ作りの様子が書かれているので、是非。
http://lsajapan.exblog.jp/






千鳥が淵、トリートメントの対価 [ブレンド・プロダクツ]

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陽が低くなって、日中は2階のリビング中がブラインドのストライプに染まる。

そのリビングを違う方向からピクチャーウィンドウで切り取る。
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開口の外のヴェランダは、アキニレの枯れ葉が雨のように降り注ぐ。

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我が家の冬の訪れは、オブジェのようなシクラメンで、と決まっている。
毎年花屋さんに頼んで、真っ白なものを市場で探してきてもらう。
3月近くまで、くっきりした形を保ち続ける。

1ヶ月以上前にオーダーした1階のソファがようやく届けられる。
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「わー、またマーキングする場所が増えたー」

違うぞ!

フィリップ・スタルクのMister Chairは、シングルベッドが2つL字型になったような大きさ。
この部屋はミナサンと我々夫婦がどさりと脱力する場所なので、寝ている確率90%ゆえこのチョイス。
そしてミナサンのマーキングが染み込まない皮革製。

わーい、マーキングするならしてみろー。

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施術のため千鳥が淵へ行く途中の護国寺の大銀杏があんまり見事で、信号待ちの間にシャッターを切る。

霞ヶ関も、靖国神社も、まさに都内は黄金に染まっている。

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千鳥が淵のトリートメントは、ボディ100分で23,000円という高額なお金を頂く。
私の施術にそれだけの価値があるのだろうかと自問しつつ、それでも来てくださる方には、本当にくつろいで頂けるように最大の配慮をする。

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施術2時間前には必ず到着し、部屋を心地よく暖め、湿度を満たし、BGMの音量の調節をする。
選んで来たお菓子とお茶の用意をする。

施術そのものは100分でも、いらした時からお帰りになるまでは3時間以上を費やす。
秋口に蕁麻疹が出たとおっしゃるクライアントさんに、過敏肌、アレルギー全般に古典的定評のあるローマンカモミール(Chamomile Roman:Anthemis nobilis)と、ブルボンゼラニウム(Geranium:Pelargonium asperum)をブレンドする。
甘い花の香りが部屋中に満ちて、外の寒さを忘れさせる。

「また桜の季節に来ます」と4月の予約をして帰られたクライアントさんを送り出しながら、トリートメントと共に千鳥が淵の四季を楽しんでくださっているのだなあと安堵する。

洗濯と後片付けにその後2時間がかかる。

100分の施術のために要する時間は計7時間である。
セラピストが常駐し毎日稼働しているクリニック内のトリートメント室に比べ、千鳥が淵は私1人がすべてを行うので、スピード優先のこの時代、我ながら驚くほどアナログな運営状態だ。

しかし、クライアントさんの心や身体に少しながらでも踏み込むアロマテラピーとは、本来非効率的非営利的なものなのだと思う。

トリートメント・メニューに載っている費用が、施術時間だけでなく、その前後に費やされる時間と労力、環境、そしてセラピストの人格などすべての対価であることに気付いてくれる方だけが、また扉を叩いてくださるのだと思う。



自宅、ブレンドのときめき [ブレンド・プロダクツ]

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「いい湯だ・・・」

急に寒くなったのと、頑張り過ぎた加圧トレーニングによるふくらはぎの痛みに、ヒソップ・デキュンベンス(Hyssop Decumbens:Hyssops officinalis)とジンジャー(Ginger:Zingiber officinalis)にラヴァンディン(Lavandin:Lavandula burnatii)をブレンドしてお風呂に入れる。

冬はこれくらいパンチのあるブレンドがマスト。

・・・って違うだろ!

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この方はお風呂に入っているんではなく、ミナサン(トイプー3匹)にお風呂に投げ込まれて干されているんである。

ご飯に振りかけるささみの粉が無かったことにキレたミナサンが、この方を振り回しながらお風呂場に乱入し、上記ブレンドでリラックスしている私のバスタブに放り込んだんである。

キレたイヌが3匹束になると、毛利元就の3本の矢のように、思いがけないパワーが出るらしいんである。(ガックリ・・・)

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1週間があっという間に経ってしまい、作業場と化したサンルームを片付けるために、リース作りも4つ目の緑のバージョンを作って終了ということに。

何かを作るためにもくもくと手を動かす作業は、オイルをブレンドして新しい香りを作り出すときめきに似ていると思う。

西新宿、助走完了 [ブレンド・プロダクツ]

どんなちっちゃな企業体であれ、経営に携わっているとヨイショされることはあるけれど、けなされることはそうそう無いので、久々のダメージ後は、精神的にだけでなく、肉体的にもどっと疲労感が募る。

だからこそ私には必要だったのかも知れない、あの言葉も。

私だって知らず知らずのうちに、スタッフたちにこういう言葉をかけているかも知れない。
それを受けた人が、その言葉によって自分を無価値だと思ってしまうことなんて考えもせずに。

集団を率いて行く時に、それはいつもいつも気を付けていこうと決める。

心の傷を癒すのは、私の場合、いつも香りだ。

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サンタマリア・ノヴェッラのタボレットは、ビーワックス(蜜蝋)にハーバルを漬け込んだもので、本来はクローゼットに吊るしておくものだが、体裁が可愛いので、玄関でチェスト代わりに使っているバンダヂ(李朝の衣装箱)に吊るしてみる。

香りが弱いのでホール中に満ちるという訳にはいかないが、その前を通ったときに、ラヴェンダーの香りがふっと嗅覚を撫でる。

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お客様用のトイレのペーパーホルダーにも、オレンジとシナモンのタボレットを。

昔は虫除けと香り付けにこんな優雅な方法を用いていたと思うと、それだけで心が凪ぐ。

土曜夜、次男と落ち合い、2週間前に終わってしまった彼の誕生日を祝う。

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西新宿のパークハイアットのレセプションに通じる廊下は、出来た当時、本棚がこんな美しいディスプレイになるということがものすごく新鮮だった。

自宅を建てることになった時、設計家をここへ連れてきて、「これを我が家に!」と熱望し、かくてリビングの壁一面を覆う照明入りの大本棚が出来上がった訳だが、本日改めて見てみると、なんか違うなあ。

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『ニューヨーク・グリル』http://www.parkhyatttokyo.com/Facility/Restaurant/newyorkgrill.htmlは、今日の主役の彼が大学入学試験に合格した時、高校の3年間つかず離れず彼に付き添ってくれた家庭教師夫婦をご招待して以来。
それから9年(!)が経とうとしている。

現役で入学しながらも、休学、留学と寄り道しながら大学と大学院に籍を置き続けた彼も、現在は修士論文に取り組んで来年3月の卒業を目指す。

「(長い学生生活で)社会へ出る助走は十分させてもらったと思っている。大学生活は先に可能性があるという意味で、実に楽しかった」

親としてその言葉は素直に嬉しく、その背中と歩む軌跡をずっと見守りたい思いである。

私もがんばらなきゃ。

昨日まではあの曲を聞くと吐きそうだったが、また新しいステップを踏み出そう。

ふじみ野、紙屑のようなもの [ブレンド・プロダクツ]

「代わってもムダよ。どうせ(私を)見ていないんだから」

2回続けて手の角度が違っていたと強く私に注意した後、彼女をよく見ることができる場所に代わってくれようとしたチームメイトに、彼女が言った。

その瞬間、トイレに駆け込んで胃の中のものを全部吐き出したい衝動に駆られる。

『注意する際は、生徒のバックグラウンドや能力の差を考慮し、自尊心やプライドを傷つけないようにしましょう』という、LSAテューターにおける指導の極意なんてくそくらえって感じだ。

その一言で、毎晩くたくたに疲れていても続けた練習や、さらには50数年生きてきたことすら、紙屑のように思えるから不思議だ。

電車の中ではかろうじてこらえたものの、駅を降りて家まで歩く夜道で涙がどっと溢れる。

私が万が一何かを(例えばアロマテラピーを)指導する立場になったら、こういう言い方は絶対するまい。

彼女と同じように踊ることが唯一の価値である世界だとしても、個人の築いてきた自尊心を、その価値観で踏んではいけないと思うから。

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1612年創業のサンタマリア・ノヴェッラと、1705年創業の松榮堂がコラボしたインセンス。

私はまだ幽かにここに存在していると、一すじ立ち上る香りの糸が教えてくれる。

青山、ティンカー・ベルの粉 [ブレンド・プロダクツ]

ティンカー・ベルのお粉!

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ゲラン/オールアンペリアル フェイス&ボディパウダー

雑誌で見た時、すぐにティンカー・ベルが飛ぶ時にしゃらりん〜〜とまき散らす金色の粉を思い、即注文。
発売日の今日、デパートの外商さんが早速届けに来てくれる。

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ゲランなので、香りはやっぱりマダムっぽいが、粒子が細かくてきれい。

普通お粉類はブラシではたくものと相場は決まっているが、これはぱふぱふとパフュームみたいに吹き付けるところが、なんとも優雅でティンカー・ベルっぽいじゃないですか。
吹き付ける時、あたりにも金色の粉が舞い散って、めちゃくちゃ気分だ。

衰えつつあるお肌には、クリスマスの時期ぐらい輝きを与えなくては。

衰えつつあるものを、もうひとつ刷新しようと思う。

とうとうソファを替えることに。

ソファは多分家中で一番大きくて、最もヘビーユースな家具だから、替えるのにはものすごく勇気が要るのだけれど。

我々夫婦だけが使う小さなリビングにはミナサン(トイプー3匹)も居住しているので、そこにある愛用の白いドリアンソファには彼らの不満や腹いせの痕がいっぱい黄色いブチ柄となって染み付いているんである。

横浜時代から使っているので愛着があり、クロスだけを張り替えることも考えて、購入元のカッシーナイクスシーhttp://www.cassina-ixc.com/ja/index.htmlに問い合わせるも、カバーを新しく作っても(張替えは出来ない)防水・防汚加工は出来ないし、しかも自分でカバーを付け替えると聞き、一気に気持ちが萎える。

これ以上ミナサンの不満をここにブチ当てると、サツさんがお掃除の時にキレそうなので、ついに英会話レッスンの後、10何年かぶりに青山のカッシーナイクスシー本店に出向く。

2階の細長いギャラリー中のソファに座ってみて、今年カラーが豊富に揃った歴史上最も美しいソファLC(ル・コルビュジュ作)にもかなり心が揺り動かされたのだけれど、やっぱり座った感じが最も脱力できるものが慌ただしい我々夫婦には必要と思い、このベッドくらいの幅のあるMISTERソファ(フィリップ・スタルク作)に決める。
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http://www.cassina-ixc.jp/cgi-bin/omc?req=PRODUCT&code=c_mister_sofa

もちろん張り地は液体の染み込まない皮革で。
クリーナーも一緒に付けてもらって。

出来上がりは1ヶ月後。





自宅、拡大鏡を見ろ [ブレンド・プロダクツ]

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我が家に拡大鏡様がいらっしゃいました!

若い頃、ホテルのバスルームに備え付けてあるアーム付きの拡大鏡を見るたび、こんな気持ち悪い顔が映るものがどうして必要なのか不思議だったが、要るんですわ、この年になると!

老眼が進み、普通の鏡の、普通の距離では、自分の顔の細かいデティールが全く読めなくなり、化粧もどんどんテキトーになっていくので、これはイカンと購入に踏み切ったのである。
http://www.okamotokagami.co.jp/MagnifyingMirror/MagnifyingMirrorSpain.shtml

同時にベッドルームに作りつけになっているメイクスペースは、右側から中庭で一旦中和された光が入るだけで採光量も徹底的に不足なので、思い切って全面ガラスブロックのパウダールームのチェスト上に、メイクスペースを作ってみたんである。

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・・・と言っても、鏡を置いてハイチェアを置いただけだけど。

快適、快適。

傍にはCDデッキもあるので、〇ルリッツの英会話を流してひとりしゃべりながら、デフューザーからのフェイバリットな香りの中でメイクができる。
まつ毛とまつ毛の間までばっちり見える拡大鏡の中の自分の顔にツッコむことも可能。

年をとればとるほど、自分の外面はもちろん内面も、拡大鏡に映さねばならんと思う訳である。

奢りや煽てで曇った眼で自分を見ないように。
外面の衰えが内面の醜さに繋がらぬように。

とかほざくうちに、日差しは確実に秋の角度になり始め、容赦なく部屋の床を暖める。

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これはかなわんとブラインドを全面下ろして外出すると、「なんか暗いぜ」と不満のミナサンが、

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こういうことをするんである。
(犯人、出て来い!ソファの下のアナタ)

ブラインド食べてどうする。

食べたいと言うならこっちだろー。

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日本未入荷のブランド、Freshのハンドクリームの香りは「Sugar」。

砂糖の匂いって意識したことが無かったけど、ああそうかなと何とも甘美な感触である。




軽井沢、和室へようこそ [ブレンド・プロダクツ]

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鳥の声で目覚める朝。

エアコン無しの生活の心地よさを満喫できる瞬間である。

昨晩、東急ハーベストクラブ(会員制のリゾートマンション)内のトリートメントルーム「エルボリストリーW」を試しに行く。
http://www.herboristeriew.com/

軽井沢に極上のアロマテラピー・サロンがあったらいいのに、といつも思っていて、毎年いろんなところを探しては試してみるのだが、やっぱり質の悪いアロマオイルをぐいぐい強い圧で押し込んでくるようなところばかりで、リピートできない。

ここは、セラピストさんもオイルも平均以上という感じがしたが、大浴場の前の空間を仕切った設営と、UFOキャッチャーの並んだ娯楽室を通り抜けて行かなければならないアプローチに、気がくじかれる。

眠りが浅い、肩こり、更年期障害と申告に対し、ラヴェンダー、ローズマリー、サイプレス、パイン、ラヴェンサラとマニュアル通りのブレンドである。
ラヴェンサラがひとひねり感あって、良いと思う。

ここ軽井沢でクーラーが欲しいと思うことはあまり無い(実際設置していない)のだが、熊谷36℃とニュースで聞く今日は、さすがに暑い。

暑い時は働くんである。

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この山荘にはお客様のために和室が一室ある。
自宅にも千鳥が淵にも和室は無いので、この部屋が我々夫婦が所有するたった一つの和室である。

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月を見るために穿った天窓が、設計した老建築家の意図を象徴している。

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琉球畳を拭いて、湿気を含んだ寝具を干す。

畳の真ん中にごろりと寝転ぶと、ニッポンの夏である。

ようこそ和室、である。

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眼鏡無しで読書も思うように進まないが、多分関越上りは大渋滞でもっと進まないと思うので、帰宅を明日早朝にして、今日も山荘宿泊とする。

明日からは仕事だー。



千鳥が淵、お一人様1泊プラン [ブレンド・プロダクツ]

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いやっほー!

久々に千鳥が淵お一人様1泊プランである。
(あくまでバスツァー的タイトルをつけるんである)

爽やかな晴天に恵まれたこの土日は、行楽に出かける人々を横目で見て、IFAアシスタントテューター・トレーニングコースの初回受講にLSAに出向く。
過密極まるスケジュールの中に、どうやって5ヶ月間の受講日程を組み込めたのだろうと自分で不思議に思うほどだが、やりくりすればできちゃうものなんである。

アシスタント・テューターは、IFA(International Federation of Aromatherapists)のセラピスト育成の側に回り、プリンシパル・テューターのサポートをする資格である。

クリニックで妊婦さんたちに講座を持つようになり、ここはやはり正確にIFAの基準をもう一度復習すると共に、受講してくれる方々に、アップデートされる最新のアロマテラピー事情をお教えしたいと思ったからである。

初めてバーグ校長と(もちろんスキルや人格に雲泥の差はあれ)「人に教える」という意味では同じ側に立つと、話しはそれはそれは面白く盛り上がるんである。
10:00~17:00×2日間という決して短くはない受講時間も、何だかあっという間である。

一昨日まで、フラと父と3人とのお別れで撃沈していたのに、新しい知識を学ぶことは、何と楽しく、心癒えるものであろうか。

月曜の朝一番で大手町のクリニックで子宮ガンと乳癌の検診を受けるので、本日のLSAからのdirectionは千鳥が淵である。

新宿で鯵寿司屋一功の折を買ってマンションへ。
初夏の明るい夕暮れの千鳥が淵を眺めながらコロナビールで一人乾杯。
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自宅にてミナサン(トイプー3匹)と同じベッドでぎゅうぎゅう詰めで寝るのも、それはそれでまた幸せなものなんだが、今日はどかーんとベッドの真ん中で、死んだように寝るぞ。


成城、イチオシ [ブレンド・プロダクツ]

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こんにちは、TOPS。

昔は小さなクッションほどもあるサイズのみ(写真は2人用)。
それを学寮で友達と切り分ける時の「いつか一人で全部食べたい」思いが層になったチョコレートケーキ。

基本的に、スイーツに全く興味ナシ。
買ってまで食べなくていいと思っているが、何故か今回素通りできずに学生時代の思い出を買ってしまう。

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とにかく、怒濤の1ヶ月だったんである。
熱を出して寝込んだ土曜以外は、1日中家で過ごした日が無い。

LSAの『更年期のアロマテラピー』講座には、クライアントさんの施術を終えて昼食も摂らず飛び出しても、1時間以上も遅刻である。
そんな無礼な私の乱入に対しても、講義をしながら「きゃー」みたいに手を小さく振ってくれるのが、バーグ校長の何とも可愛らしいところなんである。

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ホットフラッシュ、めまい、異常発汗、むくみ、だるさなど、更年期のさまざまな症状に対応したいくつかのレシピの中から、「不安、いらいら、皮膚のかゆみ」対策用をブレンドして持ち帰る。

30mlのキャリアオイルに対しての3%ブレンドオイルレシピ
 ローズゼラニウム(Geranium:Pelargonium roseum)5滴
 ローマンカモミール(Roman Chamomile:Anthemis nobilis)5滴
 スイートオレンジ(Orange sweet:Citrus sinensis)4滴
 プチグレン(Petitgrain:Citrus aurantium)4滴

女性の生涯のサイクルの中で、妊娠期と更年期の不調は、病気の場合を除き、ホルモンの作用によるいわば「通常の現象」。
ゆえに、異常の度合いで優先順位が決まる医療の俎上には、なかなか乗りにくい。

そこにアロマテラピーというのは、個人の経験から鑑みても、かなりフィットする選択肢だと思う。

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ネリー・グロジャンの肝入りで出来たブランド、ビオセンシィエールのブレンドハイドロソル(芳香蒸留水)。
http://www.biossentiel.jp/products/aroma/atw.html

LSAにて、ラベルにキズありで半額(!)だというので、自分用に「blood cleanser」(血液サラサラ:セージ、ワームウッド、ジュニパーベリー、サイプレス、バーベナ)、夫用に「liver and gallbladder cleanser」(肝臓・胆のう浄化:ローズマリー、セージ、ジュニパーベリー、セイボリー、ローレル、ユーカリ)を買う。

500mlのミネラルウォーターに5mlを入れて飲めば、利尿効果抜群。
もちろん香りも素晴らしいので、一旦始めると、ただのミネラルウォーターが物足りなくなる。

これからの、水をがんがん飲みまくる季節に。

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更年期の出口は、アロマテラピーで。
忙し過ぎた1ヶ月には、チョコレートケーキで。(ネリーには罵倒されそうである)

私のイチオシである。






自宅、私に何か [ブレンド・プロダクツ]

いか〜ん!

思わず私はこう叫び、二階へ駆け上がったんである。

ばしーん!とキッチンの引き出しを開け、割り箸と塩のビンをつかむと、まただだっと階段を駆け下り、そのエイリアンに勝負を挑んだんである。

夫が義母からもらった桜の盆栽(?)は、世間の桜に若葉が混じるようになっても頑につぼみを閉ざし、青々としていた足元の苔もちょっと茶色になってくる。
自動的に世話係にさせられた私は内心「死んだ」と思い、夫の目からどうそれを隠そうかと思っていた矢先。

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10ほどついたつぼみが一気に膨らんで、ピンクの花びらが蕚(がく)のスキマから見え隠れし、それはもう愛おしいんである。

急に玄関の一等席に格上げになった小さな桜。

その花の最初の一つが、その日帰宅する頃には咲いているだろうと思われるほどほころぶ。

夕方、玄関の扉を開けるとそのピンクの愛らしい姿はどこにも無く、
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この方がいらっしゃったんである。

楽しみにしていた最初の一個を平らげ、銀色のスジを枝に付けながら(これが許せん!)次の花に行こうとしている。

ヒトのものを、それも楽しみに待っているものを食べるなんて、絶対いかんのである。

塩振ってやる!とアジシオ(これでいいのかどうかの判断もつかない)のビンを振り上げた途端、その方が首(どこからだかわからんが)をもたげて私の方を見たんである。

何も心に疚しさを持たず、「私に何か?」というような首のかしげ方。

振り上げた拳(とアジシオのビン)は降ろさねばなるまい。

割り箸でその方をつまみ、玄関の扉を開け、表の茂みにそおと置く。

「もう二度とここへ来るんじゃねえぜ・・」
寛大な刑事がちんぴらをシャバに放つように、私はその方を放免する。

・・・だから、なに?!

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モナルダ(Monarda:Monarda fistulosa )、グリーンマートル( Green Myrtle:Myrtus communis )、ヒソップ・デキュンベンス(Hyssop Decumbens:Hyssop officinalis)、グリーンランドモス( Greenland Moss:Ledum groenlandicum)、タイム・ツーヤノール( Thyme thuyanol:Thymus vulgaris,thujanol)、エバーラスティング( Everlasting:Helichrysum italicum)=ヘリクリサム。

現代アロマテラピーの羅針盤、カート・シュナウベルト博士とロタンシェルプレゼンツの、貴重で珍しいオイルたちが到着。

明日は第1回の私の講座なんである。

ナメクジ様と戯れている場合ではないんである。

オフィキナリス、トライアルキット [ブレンド・プロダクツ]

「あのヒトは仕事してないんじゃないか」

しばらく脳が桜の花に侵食されたような記事ばかり書いていたので、そう思われても仕方ないんである。

それならば・・・

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フレグラントアース社のご協力で、西島セレクト「マタニティ・トライアルキット」できました!

妊婦さんで、「アロマに興味はあるけど、どう使うのか判らないし、お金もかかりそうだから手が出せないわ」という多くの方々のために、私が考えたツールは、来週開催するマタニティ・アロマテラピー講座とこのトライアルキットの併設なんである!

トライアルキットは2種類。

従来特に訴えの多かった「むくみ」と「胃の不調」「不眠・不安」を特に取り上げ、それを緩和し、日常の生活でご自分で使えるような5本ずつをセット。
ラヴェンダーオイル5mlボトル1本くらいのお値段で提供することは出来ないかと、当たってくだけろ精神で、フレグラントアース社に頼み込んだんである。

最初、先方の担当者からは数週間リアクションが無く、やっぱ相手にされないんだわとあきらめかけた頃、「やりましょう!」メール有り。

アロマ検定受験用のトレーニングキットのサイズでの商品化が決定する。

すでに規格としてある5mlサイズを1本なら簡単なところを、1mlを5本という手作業でオイルを詰める面倒臭さにこだわったのは、ブレンディングの楽しさがアロマテラピーへの興味を倍増すると思うからである。

キット(R)は胃がむかむかする時や不眠、不安に悩んでいる方へ。

オレンジスイート(Citrus sinensis)、ベルガモット(Citrus bergamia)、ラヴェンダーハイアルト(Lavandula angustifolia)、カモマイルローマン(Anthemis nobilis)、唐突なようだがジンジャー(Zingiber officinalis)の5本。
ジンジャーは胃のムカムカにきっと役立つはずだから。
2mlで1万円以上というローマンカモミールは、「がんばって入れました」と担当者から恩を売られた大事な1本。

キット(E)は最も訴えの多いむくみ解消のために

グレープフルーツホワイト(Citrus paradisi)、ブラックペッパー(Piper nigrum)、パチュリ(Pogostemon cablin)、レモン(Citrus limon)、フランキンセンス(Boswellia carterii )。

どのオイルをどうブレンドしても素敵な香りになるように、自分でさんざん実験してみた結果でもあり、愛おしいんである。

どちらも1セット2,625円。

来週の講座では、このキットに組まれたオイルたちを中心に、楽しいアロマテラピーをご紹介するつもりである。

商品お問い合わせはオフィキナリス(049-264-5533)までどうぞ。

成城、挑戦的 [ブレンド・プロダクツ]

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どこまでも挑戦的な視線だ。
そこまで戦いを挑まれるイミが判んないのである。

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いきなりトーンダウンした春の足音に、成城学園駅前の桜は足踏み状態である。

午前中自分の仕事についてプレゼンテーションを英語でした後(もちろんレッスンの一環である)、午後は『プラント・ラングエージ』実践編のセミナーに参加する。
先月のカート・シュナウベルト博士の講義内容から抜粋された、より現実に近く効果の高いブレンドレシピの紹介である。

エッセンシャルオイルの原液使用内服は、私がLSAで勉強した時は「日本ではもちろん、英国では行われない」として(IFAは英国の資格なので)、ほとんど話題に上がることはなかった。

しかし、希釈したオイルを外用だけするよりも、当然原液を塗布し、内服するほうが格段に効果が上がるはずである。

「安全の担保」という大前提をそこへ持ち込むことが出来ずに、オールドファッションなアロマテラピーが避けて通っていたタブーに、シュナウベルト博士は科学者としての臨床と、挑戦者の目で切り込んでいる。

多分、この辺りが現代アロマテラピーの最前線なのだろうと思う。

彼に見い出されたオイル、グリーンランドモス(Greenland Moss:Ledum groenlandicum)は、即刻お買い上げ。

原液塗布や内服には適さないオイルもあるし、yesかnoかというぎりぎりの線でもあるわけだから、他人に実施するのは癌治療のサポートなど少しでも選択肢を増やしたい場合に限り、一般の人は従来の方法で十分効果は出る。
本当はもっと詳しく使用方法などをここでレポートしたいが、あくまで家族内まで、という限定つきなので、私もアロマセラピストの端くれとして、いろんなことを自分の身体で試してみようとは、いつも思っているのである。

あー、楽しかった。

バーグ校長とも今度の講座について(ずいぶん前に満員御礼。第2回めを6月に予定)、いろいろ話しが出来たし。

・・・と上機嫌で帰宅すると、あの目つきなのである。

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初めて我が家で買った家具である大切なチェストの角が、
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喰われていたんである。

犯人は多分、
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この「の」になっている挑戦的な彼女なんである。(この不貞腐れようはどうよ?)

留守番に嫌気がさして、彼女はチェストを内服してしまったんである。





成城、プラント・ランゲージ [ブレンド・プロダクツ]

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「おかあさん、まだかなー」

成城石井の前で心細げなワンちゃん。
小雪が鼻先に落ちては溶けていく。

何やかやでアップが遅れたが、タイ帰国の翌日から2日間はカート・シュナウベルト博士のセミナーで、またまた成城のLSAへ。
この頃、面白いセミナーが続くので、成城通いが続く。

しかし・・・
気温30℃のタイから、いきなり雪がちらつくTOKYOをうろうろすることの寒さ、厳しさ。
ホームの下から吹き上げる冷風に、モンスーン気候で弛緩した身体がひょえ〜っと縮み上がる。

「アドバンスド・アロマテラピー」(安部茂・バーグ文子共訳/フレグランスジャーナル社)の著者、カート・シュナウベルト博士は、お茶目なリチャード・ギアといった風情で、独自の化学的立場からアロマテラピーを分析する。
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「海外のホテルでは、ベイ・ローレル(Bay Laurel:Laurus nobilis)をシャワー後に脇の下に擦り込むんだ。そうすると慣れない生活で低下した免疫機能がアップするよ」
3年前のセミナーで教えられた通りに実行してきて大いに助けられた私である。
今回は、どんなオイルたちと来日し、どんな話しをしてくださるんだろう。
寒いっちゃ寒いが、博士への興味が完璧に勝っている。

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ワークショップのテーマは「Plant Language」
簡単に言ってしまうと「エッセンシャルオイルを通して、植物からのメッセージを聞いてご覧」ということである。

こう書くと何やら抽象的なイメージが先行するが、そこは化学者であるシュナウベルト博士である。

光合成によって植物の中に蓄えられるエッセンス(抽出されてエッセンシャル・オイルとなる)は、植物が5億年も自分達が「生き残るため」に製造してきた二次代謝物のうちのひとつであり(一次代謝物は植物の基本的な成長に必要な成分)、人間はその二次代謝物の力に着目して、さまざまな薬品や化粧品に利用してきた。

その業界は大きな利得を生むので、より利用し易く、大量に生産できるように、植物の生態系を変えたり交配させたりしてきたのだが、それはかなり人間本意の不遜なことなのではないだろうか?

純粋に本来の形で栽培された植物から採取されたエッセンシャル・オイルを身体に使えば、植物が何をしたいと思ったのか(例えば、自分を食べるムシを寄せ付けたくない=昆虫忌避、枯れさせる病気のもとを退治したい=殺菌)が自ずと判るはずだし、その効果は必ずそれを使う人間にも及ぶのだ、と。

あー、博士!

「アロマテラピーはどうして健康を保つのに効果があるの?」という質問に、なんて端的で、説得力のある答えをくれたんだろう!

もうKissしちゃいたいくらい。

日頃疑問に思っていたオイルの禁忌についても独自の見解を明確に打ち出してくださったし、個人的に大好きなヘリクリサム(Helichrysum:Helichrysum augustifolium)に特化した講義の部分もあり、みぞれの中、はるばる成城まで出かけてきた甲斐が十二分にある。

前回同様、ご自分が見つけた素晴らしいオイルの香りも嗅がせてくださり、アロマ好きには何とも魅力的過ぎるセミナーである。

アロマテラピー、本当に奥が深い。

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しかーし、とんまな私は、業界を批評したその側から、タイ帰りで、とバーグ校長に空港で見つけたジャスミン(Jasmine:Jasuminum grandiflorum)のプロダクツを持っていってしまう。

最近どうも私のようにタイのジャスミンに注目している業者がいるらしい。
タイにおいて数年前までは、花はふんだんにあるものの、ジャスミンに特化したプロダクツはほとんど見かけなかったのに、この頃はこんなブランドもあるんである。

抽出が難しく、水蒸気蒸留ができないこの花の性質を反映してか、アルコールを使うミスト類には「香料」という形でしか表示されていないジャスミンだが、このハンドクリームはエッセンシャル・オイル入り。
擦り込むと、えも言われぬジャスミンの香しい芳香が手の甲に残る絶品である。
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(手前はタイの名物「吸い込み仁丹」→私の勝手な命名)

博士、ごめんなさい!

こういう人間がプラント・ランゲージを聞き損ねるんですよね。
タイのジャスミン、大丈夫だろうか?

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THE ORIENTALのハーバル・ボールは、オブジェのように美しく、スパイシーな香りをまき散らして、玄関の飾りにぴったりだ。

iPhoto、お引き止めしませんから [ブレンド・プロダクツ]

冬はモノトーン・コレクション。
iPhotoで、思い出をめくる夜。

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ハノイの端正。
歩みを止めた街のオールド・フレンチ。(ソフィテル・メトロポール・ハノイ)

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サムイ島の安楽。
海の波間に溶け出した時間。(ザ・ライブラリー)

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京都の平安。
潔く新しい伝統。(ザ・スクリーン京都)

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ポワシーのモダン。
聖地に佇む螺旋の意図。(サヴォア邸)

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サムイ島の甘美。
コーヒーカップに添えられたユーモア。(ザ・ライブラリー)

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パリの孤独。
冷たい雨に濡れた冒険心。(ル・ベルシャス)

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日本の秋。
身体に着付けていく秩序。

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パリの展望。
時間の裏側でのティータイム。(オルセー美術館)

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沖縄の思い出。
慌てふためいた碧ちゃんの発熱。

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我が家の宴会部長。
オイラはいっつもLet's enjoy!

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John masters organicsのイブニング・プリムローズ。
黒いシャンプーという意外性の選択。

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トイレットペーパーの静寂。
更なる意外性と驚愕の選択。

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ジョー・マローンの芳香。
ホワイトジャスミンが立ち上る明かり。

立春を過ぎる。
景色が少しずつ彩りを増す。
ゆっくりと、ゆっくりと春に向かって歩み出す。

「お引き止めしませんから」
Don't ( )( )( ) you.

寒い。
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早く暖かくならないかなあ。

「さあ、どうだろう」
We'll (see).




自宅、胃がきりきりするの [ブレンド・プロダクツ]

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なにぃ〜?
大きくて食べられないから、半分に切れだとお〜?

この頃ミナサン(トイプー3匹)のワガママに拍車がかかっているのには、ワケがあるんである。

自宅北側でおウチを建てているんである。
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しかもこの至近距離である。

朝8時から聞き慣れない音が響くので、一日中サツさん(お手伝いさん)と留守番しているミナサンにはかなりのストレスが溜まっているものと思われる。

自宅をここへ建てた頃は、この辺一帯はほとんどが空き地か駐車場だったが、この10年でだいぶ民家やマンションで埋まりつつある。

2年ほど前、ついに自宅北側の畑も売りに出たが、なかなか買い手がつかないらしい。
理由は多分、ウチのせい。
南面に我が家のコンクリートの壁がそびえているからなんである。

申し訳ない。

お金は無いけど、何とか工面してウチが買い取るしかないかと思い始めた去年暮れ、この悪条件に果敢に挑むお施主さんが現れたらしい。

ウチの壁よりさらに高い足場を組んで、採光を確保するらしい。
うん、それはそうだな。
私が設計するとしても、そうする。

建築を勉強している次男に言わせれば、悪条件の土地ほど建築家は「燃え上がる」そうなんである。

どんな家が建つのか、我が家の(悪条件を作った)負い目を、秀逸なデザインで払拭していただければありがたい。

ミナサン、だからもう少し我慢しなさいと、今日も私は固いクッキーを黙々と割るんである。

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フレグラントアース・オリジナルのオイルケース。
オイルケースってなかなかグッドルッキングなものが見つからないけど。

ふたを開けて、今日は何をお風呂に入れようか、今朝はどんな香りを部屋に満たそうか、考える至福の時間を提供してくれる、宝石箱のようなケースである。

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キャラウェイ(Caraway:Carum carvi)とナツメグ(Nutmeg:Myristica fragrans)は両方とも結構強いオイルなので、もっぱらブレンドして皮膚に触れない芳香浴で使っている。
産科医療への行政指導で胃がきりきり痛むこの頃、助けられている。

消化器系の働きを助ける甘くスパイシーな香りは、停滞しがちなこの季節の気持ちにもカツを入れてくれる。
(注:ナツメグは妊婦さんは使用不可)

「緊張で胃がキリキリするの」
I've got ( ) in my stomach.

それでもお上には何にも言えないんですね。

「全部で12ってこと?」
Do you (mean) 12 (in) (all)?










青山、どうして知ってるの [ブレンド・プロダクツ]

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「これ以上、動けねー」
時間と共に動いていく日向エリアに合わせて身体をずらし、行き着くところまで行き着いているこの方。

連日の乾燥注意報である。
べっちゃん、干涸びないで!

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毎晩、ハイドロソル(ハイドロラット)でパックする。
ヴィ・アローム社のワイルドローズやセージはどちらかというと効用重視で、フレグラントアース社のメリッサは香りが気に入って使っている。

ローションパック用に売られているいろいろなフェイスシートも試したが、結局コットンを薄くはがして使うのが、一番密着度が高く、給水量も高いと思う。

毎晩、と聞くと面倒くさいように思えるが、お風呂の後の洗顔のルーティンに組み込んでしまえば、なんてことはない。
パックした時、顔全体の肌がほっとしたように水分を染ませていく感覚が、病みつきになる。

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フレグラントアース社の、プロダクツの勉強会に出席する。

ヴィ・アロームのプロダクツには、ネリーの陽気で大胆、奔放な気質や、プロヴァンスの黄金の太陽がボトルにはじけんばかりに込められている気がする。
そこへいくと、フレグラントアース社のボトルには、ヤン氏の穏やかさ、学者気質が詰められていて、そのこだわりのラインナップもいかにもイギリスらしい。

例えば、グレープフルーツ(Grapefruit:Citrus paradisi)の精油にも、酸味がフレッシュなレッドと、甘みのあるジューシイなホワイトがある。
特筆すべきは、通常果皮の圧搾法で抽出される柑橘系のオイルが、「地球に満ちているのは水蒸気と共に立ち上る香りである」というヤン氏のこだわりから、水蒸気蒸留法で抽出されていることである。
結果、気になるシトラスの光毒性がほとんど除去され、その分格段に使い易いものとなっている。

勉強会の後、無理を言って10月以来来ることができなかったトリートメントサロンの方で、2時間のスラヴィック・マッサージを受ける。
レクチャー受けたら、即実体験!なんである。

縦の圧力がほとんど無い滑るようなハンドワークで、モノイオイル(ココナツオイルにガーデニアやプルメリアの花香を抽出させたもの)を使って上半身から足へ流すこのマッサージは、甘い香りが施術中はちょいとくどい感じもしなくはないが、尋常でない量の花がオイル中に抽出されているのだろう、肌に残る香りは、ハンパなく持続する。

・・・で、帰宅後夫に疑惑の目を向けられる。

「オマエ、ほんとに勉強に行ってきたの?」

・・・え、いや。

「どうして知ってるの?」
( )( )you know?

ちゃんと勉強もしてきましたよ。
レクチャーの受け売り、上に書いたでしょ。


「喉元過ぎれば熱さを忘る」
The danger past, (God)(forgotten).




成城、LSAへ [ブレンド・プロダクツ]

「おまえ、誰だよー」

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まあまあ、そう熱くなるなって。

ずっと機会を逃していたLSA(London School of Aromatherapy Japan)のセミナーに、ようやく出席を果たす。

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赤坂から成城に移った母校は、まさに終わろうとする紅葉の赤に染まっている。

大家さんの愛犬が、ガラス越しにアツい。
生徒一人一人に吠えてたら、疲れるぜ。

禁忌の多い妊婦さんのトリートメントに徹すると、日常で使うオイルの幅はだんだん狭くなってしまう。
世界に何百種類のオイルがあるのか知らないが、木を見て森を見られなくなってはいけないんである。

本日は、マニュアルにはなかなか登場しないが有用なオイルたちについての、待ってました[exclamation]感たっぷりのバーグ校長のセミナーである。

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ベイローレル(Bay Laurel:Launus nobilis)、ケープカモミール(Cape Chamomile:Eriocephalus punctulatus)ブラックスプルース(Black Spruse:Picea mariana)など、自分が救われた経験を持つオイルを始め、ホーリーバジル(Holy Basil:Ocimum sanctum)やカルダモン(Cardamom:Elettaria cardamomum)なんかは、私のコレクションには無いオイルだ。

香りもさることながら効用に視点をおいたセレクトで、含有成分の分量から効用を導き出す講義手法は判り易く、興味深い。

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この3つを嗅ぎ分けられたらスゴいと思うんだけど、香りの甘さではリツェアキュベバレモンヴァーベナメリッサだろうか?

それぞれ、クスノキ科、クマツヅラ科、シソ科と全く違う植物で効用もちょっとずつ違うこのオイルたちは、同様にレモンキャンディのような芳香を放つ。
逆から言えば、同じようにこの香りを欲している人たちの症状や個性で、その微妙な違いを考慮してジャストフィットする1つを選べるようになりたいし、そんな’紙一枚感’が味わえる面白い3本だ。

2008年、LSAで行ったというヴァイテックス(Vitex:Vitex agnus-castus)のリサーチ・プロジェクトをもとに、バーグ校長が専門誌のために書いた記事の紹介も興味深い。
女性ホルモン様作用を示すのは脳下垂体に影響を与えるためで、他の同効果のオイルのようにホルモンに直接作用しないので、長期使用が可能だという。
なんか仕事柄ハマっていきそうな。

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最後に、数種類のバーグ校長によるストレス・レデューサー・ブレンド(ストレス軽減ブレンド)の中から好きなものを選んで、自分用の1本を作るというサプライズ付き。
あー、めちゃくちゃうれしい。

「アメリカから買って来たの。金色のキャップって珍しいでしょ」とおっしゃるボトルに私が詰めたのは、ホーリーバジル、ライム、カルダモンと感謝の気持ち。

また、ちょっと新しい道が開けた感じ。

「あなたがいたからこそ、一歩前へ踏み出せました」
You are the one who ( )( )( )( ).

ありがとうございました!

There is (nothing)(I)(can)(do).
「仕方が無い」


自宅、ネットお買い物事情 [ブレンド・プロダクツ]

今更ながらネットでお買い物なんである。

無くてもいいけど、ある時ものすごく欲しい!と思うものを。

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リッパー。

セーターやTシャツの首の後ろについているタグが、気になって仕方が無い時がある。
一番肌が当たるところに、おおよそそのカシミアやコットンの風合いとは異質な感触。
はずしたいけど、普通の裁縫ばさみくらいでは衣類の方まで傷つけてしまうから。
クロバー社の750円。

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100%コットンのソックス。
ブーツなどで足がムレがちなこの季節、家にいる時くらいは化学繊維の入っていない、素足に出来るだけ近いソックスを。
オーガニック・コットン100%で、1足1,150円。

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イタリア、アグロナチュラのシャンプーとコンディショナー。
有機栽培のベルガモットとパインの香りが清々しい。
フローラル調の日本のプロダクツに飽き飽きしたところで。

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浪花屋製菓のきなこ柿チョコ。
新潟、冬季限定の昨年のヒット商品を今年もまた。

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寒くなって来たので、散歩には洋服を着ます。
時節柄、皆さんもお身体お大事に。



クリニックと自宅、ボルトとプーさんと私 [ブレンド・プロダクツ]

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ペット◯ースのユキちゃん。
元気無い。
前は携帯のストラップを食べにすぐ寄ってきたのに。

「スシには・・・」
「こめず!」
「スシには・・・」
「こめず!」
「だんなのウソは・・・」
「みのがさずっ!」
料理の先生役(?)の◯本加世子の先導で全員が口を揃える。
他愛無い語呂合わせなんだが、久しぶりに笑う。
言うまでもなく米酢のCM。

一人で始めて7ヶ月になる加圧トレーニング。
夫もついに参戦。
「圧力で頭の血管が破れそうだ」
・・・・。
う〜ん、この人には向かないかも。

「午前中のクライアントさんに使ったオイルは何でしょうか」
セラピストのマイちゃんが。
「退院トリートメントの患者さんが、残り香を気に入られて教えてくれと言っています」
教えるよー。
ファー(Fir:Abies balsamea)とベルガプテンフリーのベルガモット(Bergamot:Citrus bergamia)で、なんだか洗い流されるような清々しさだよー。

久しぶりにジャスミン(Jasmine:Jasminum officinale)の香りの中で撃沈する。
妊娠中ここでアロマテラピーを受けた方が、LSAで勉強中。
私のカラダでよろしければ、と実技の練習のボディとなる。
ペパーミント(Peppermint:Mentha piperita)、ジャスミン、スイートオレンジ(Sweet orange:Citrus sinensis)を1:3:8。
いびきかいちゃった。

「今の医療は、医師の情熱と体力で支えられている。それじゃいけないのよ!」

ギネの◯下由樹先生が。
ええこと言うわー、ナガツマサンよく聞いてと感心した途端、
「でもこの子は生きてますよね?」
なにやらワケありの◯原紀香先生がばっさり。
普段ドラマは見ないのだが、さすがにこれは拝見する。
ちなみに22時と遅いスタートゆえ、情熱と体力を使いっぱなしのウチのギネはいつも沈没中。

真っ赤な紅葉の中での、「今、私たちは歴史のどのへんを歩いているんだろう」という問いかけが深い。
いつもうまいなー、JR東日本。
京都行きたくなってくるもん。

えっ、ウサイン・ボルトとクマのプーさんと私、誕生日同じだ!(今、オンタマ!で言った)

ウチのギネ、紅葉の京都に誘ってみるかな。








骨董通り、召しませリセット [ブレンド・プロダクツ]

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ベトナム・エアラインの免税販売で買ったフェイスパックを試すの図。

イモーテル(Immortelle:Helichrysum augustifolium)のスパイシーな青臭さが、結構いい感じ。

レセプト点検に空けておいた日曜日。
点検が早く終わったため、心身のリセットを図る。

このところ、厚労省の不備な制度や老父の言動に振り回され、精神的にかなりきつい。
そこへ従来の4倍速でフラを覚えようとするものだから、緩んだアクセルをさらに踏み込んでいる感じで、寝ていても頭が働いてます状態。

これ、一種の躁状態で、経験から言ってもちょっとヤバい。

・・で、7月以来ご無沙汰していた私の駆け込み寺、青山のアロマテラピーサロンへも行くことにする。
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「スイッチ切りたい」の希望に、セラピストのMさんと私が同時に「これ!」と選んだのはガルバナム(Galbanum:Ferula galbaniflua)。
「慢性的な症状を切る」って言ったらこれしか思い浮かばないもん。

それに、躁っぽいヤツにはこれまた、コレしか思い浮かばないっていうヴェチバー(Vetivert:Vetiveria zizanoides)と、瞑想に使うフランキンセンス(Frankincense:Boswelia carterii)で、これで着地できなかったらセラピストやめなさいブレンド。

施術中、あっちとこっちの世界を行ったり来たりし、その流動感浮遊感を満喫する。
こういう時の15分のまどろみは、8時間の睡眠に匹敵するらしい。

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このところ飲み始めた酢。
レッドグレープフルーツと黒酢、アップル、ジンジャーと。
煌煌と照る月を眺めながら、窓から流れ込んでくる冷気に、今日はこれをお湯で割ってゆっくりと飲む。

リセット完了。
ヴェチバーの残り香を楽しみながら、『Lei Ho'oheno』の曲を聞いて寝よう。
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自宅、4人の盗賊のブレンド [ブレンド・プロダクツ]

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鶴岡の旧友からだだちゃ豆。

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だだちゃ豆の中のサラブレット、白山だだちゃは、全部2コ入り。

お盆を過ぎたほんの一定期間だけ手に入る。
茹であがった香りを嗅ぐと、東北の短い夏の終わりの空を思い出す。

さて、TVを点ければ、連日、アイドルのクスリと新型インフルのニュースばかりだ。
この2つの共通点は、「得体の知れないもの」が身近に迫っているという背筋の寒さだ。

覚せい剤なんて自分たちの人生と無縁だと思っていたものが、報道の中の『自称サーファー』や『海外から』というキーワードにびくっとする。
呑気にサーフィンをしたり、海外へ一人旅に行く息子達のすぐ傍に、こんなものが存在しているのだという事実を思い知らされる。

流行語にすらなりそうだった『水際作戦』なぞまんまとかいくぐって蔓延し始めた新型インフル。
覚せい剤は心の弱さに、ウィルスは身体の弱さに。
視覚的にも実態的にも見えないものを相手にする恐怖は、ある意味、覚せい剤以上だ。

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ロタンシェルの「Four Thieves Vinegar Blend」。
(4人の盗賊のビネガーオイルブレンド)

中世ヨーロッパを襲った黒死病(ペスト)は、タミフルも抗生剤も無い時代、人々を恐怖のどん底に陥れたことだろう。(多分、使い捨てマスクも、手ぴ◯ジェルも無い)
しかし、どこの世界にも人の不幸を逆手に取って稼ぐたくましい(?)輩はいるもんだ。

クローブ(Clove:Eugenia caryophylata)、シナモンバーグ(Cinnamon:Cinnamomum zeylanicum)、ユーカリ(Eucalyptus:Eucalyptus globulus)、ローズマリー(Rosemary:Rosmarinus officinalis)などをブレンドしたこのオイルを身体に塗った4人の盗賊は、ペストで亡くなったり、動けなくなっている人々の家に易々と泥棒に入り、ペストに感染することも無く大儲け。
後のイングランド王は、この者達の刑を軽くする代わりそのブレンドを聞き出して、ペストによる被害を最小限に留めたというのだから、すごい!

今だったら、世界中の製薬会社が飛びつくな。

西洋現代医学が発達する以前に、人々が見えないウィルスや病原菌とどんな風に戦ってきたかを如実に表すこのエピソードが、私は大好きだ。

新型インフルにこのオイルが効き目を発揮するかどうか、9月末がピークという蔓延期に、このオイルで行けるところまで行くぞ!






自宅、下界へ下りて [ブレンド・プロダクツ]

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軽井沢はもう、朝夕分厚いトレーナーが必要だ。

月曜の朝、山荘を出て碓氷峠を越える。
関越に入ると、とたんに車内の温度が上がる。
うそ。

昼前に自宅に着き、ミナサンを降ろし、クリニックへ直行して社労士と給与計算をし、主任会議を終えると、夕方のクライアントさんが来る。
施術を終え、後片付けやタオルの洗濯をしているともう夜8時。

LDRでオイルの拡散を希望している患者さんを見に行き、当直の夫と入れ替わるように帰宅してやっと一人ご飯。
夫は夕ご飯を途中にしてお産に出て行ったらしく、まだサラダとリゾットが皿の上でぽつねんと帰りを待っている。

「今晩は帰ってこないぜ」とサラダ達に言い、片付ける。

下界に降りた途端になんなんだろう、この気ぜわしさ。

ああ、喉が痛っ。
急に冷え込んだ軽井沢のせいなんだろうか。

喉の熱が出る前に、私が試みる最初の手段は、紅茶でうがい。
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一時期、もてはやされた喉の消毒法なんだが、どうして効くのか忘れてしまった。(カテキン?)
開缶して時間が経ってしまったような紅茶を濃いめに入れて冷まし、ひたすら喉の奥の方へ入れうがいする。
しみる。

お風呂にはマジョラム(Marjoram:Origanum majorana)とジンジャー(Ginger:Zingiber officinale)を入れてみる。
ぬるめで長く浸かる。
じんわりと汗。

そしてマスク寝。
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ディスポーザブルのマスクに、ユーカリ系のオイルをしみ込ませてかけ、喉にタオルを巻いて寝る!
すーっと染み込むラディアタ。
またお会いしましたね。

喉が痛っ!という時を逃さず、コレだけすればだいたい食い止められる。
喉が痛い、となってしまってからでは遅くて、そうなるとごちゃごちゃやってないで薬飲めぇー!と夫に一喝される。

こうやって、我が家は夫の西洋医学と私のアロマテラピーがせめぎあっている。

喉の痛みや抵抗勢力(?)、弱い自分と戦う日々が、また始まった。




軽井沢、な〜んだ、そんなことだったのか [ブレンド・プロダクツ]

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某ショップからのバースディ・プレゼント無惨。

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長男夫婦からの、白いブーケは無事。

犯人3人組検挙〜〜!
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「テーブルに乗ってからチェストに飛び乗りました」
「アレンジの中のヒメリンゴ、喰いました」
「おもしろかったです」
・・・・[もうやだ~(悲しい顔)]

クリニックの仕事用パソコンに、業者からの「お誕生日おめでとう」自動配信義理メールのみを転送してきた夫に深くお礼を言い、次週月末のびっしりスケジュールに備えて器物損壊犯3人組と軽井沢へ骨休めに。

夜、知り合いが始めた中軽井沢のSONKOさんのサロンへ行く。

知り合いが深く信頼を置いているSONKOさんは、もう27年もリンパを流すことにより体調を整える施術をしており、芸能人の顧客も。

1時間半のボディメニューは「5キロ、ジョギングをしたような感じになります」とSONKOさん。
4キロ以上のジョギングをしたことが無いので、感触不明のまま施術へ。

んまあ。
痛いのなんのって。

手入れを怠ってきた身体は、あちこちにリンパが滞留しているらしい。
痛い施術は筋肉が却って緊張してしまうので普段避けているのだが、SONKOさんの施術は終わった後に軽い疲労感が残り、心地よい。

「よかったらどうぞ」
と採れたての無農薬野菜を沢山戴き、帰荘した途端、爆睡。

翌朝。
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SONKOさんの野菜。

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マイちゃんからのバースディ・プレゼントのアロマキャンドルは、トマトの香り。

山荘中に新鮮な野菜の色と香りが満ちる。

今日は一日中、誕生日にと次男からの贈られた思想哲学の本に没頭する。
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(以上、それとなく散りばめたプレゼント。夫はよく読んでおくように)


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